着付師の驚き
七五三、7つのお祝いの振袖姿です。
幕張本店の和装スタジオで帯結びも見える人気の見返りのポーズです。
この衣裳は、お客様が当スタジオに持ち込まれたものです。
一見、何の変哲もなさそうな紫色の振袖に見えますが
近くで見ると菊や吉祥文様の地紋が細かく描かれた正絹なのです。
更に帯も大小の亀甲(きっこう)柄の正絹でしっかりしているそうです。
お母様が着た衣裳をそのままお嬢様にも着せたい、ということでした。
着付けをするために手に取った着付師も
「色々な衣裳を見ているけれど、今ではあまりない貴重な物ですね」
と驚くと同時に感心しきりでした。
Photo by Makuhari
Photographer Takahashi